Spay Vets Japan
Animal Birth Control

犬猫の避妊去勢手術専門クリニック

Happy Tabby Clinicが前身である当施設は2018年創業より27,000頭以上の手術実績があります。
多頭飼育崩壊、野良猫をめぐる住人同士のトラブルなど、猫の過剰繁殖に起因する問題は今や社会問題となっています。この問題を解決するには、野良猫飼い猫に関わらず、徹底した避妊・去勢手術しかありません。
過剰繁殖問題は、猫に限らず犬にも起こりえます。

Animal Birth Control (通称ABCセンター)は、犬猫の繁殖管理のために、犬猫の避妊・去勢手術に特化しております。
一般診療を行わず、手術に必要な専門技術と設備を充実させることで、安全で高回転な、低コストの手術を実現しております。また、Spay Vets Japanトレーナーが心血を注いで作り上げているトレーニングプログラムで、獣医師に個別で技術指導を行います。
同時に、不妊去勢手術を必要とした猫たちにトレーニングに協力してもらうことで、問題解決にも直結します。
Spay Vets Japanが認めた基準をクリアした獣医師は、次のステップとして、トレーナーと並んで不妊去勢手術をどんどんと進め、経験を積み手術スピードを向上させます。
通常の手術をこなしながら数々のイレギュラーや、時に必要になる不妊去勢手術以外の手術も経験していただき、そのどれにも一人で対応できるまでになった暁には、愛護獣医師のエキスパートになっていることでしょう。必要な時に、必要な数の不妊去勢手術に迅速に対応できるエキスパートを増やすことが、今の動物福祉に求められていることであり、この施設はその達成のため尽力致します。

本当に1頭1頭の命を大切にする将来のため、徹底した繁殖管理(Birth Control)こそが動物愛護におけるABCなのです。

なぜ不妊手術が必要?

猫の繁殖力をご存知ですか?

猫は6か月齢で出産可能になります。
そしてが1年に2・3回出産し、さらに1回の出産で5匹前後の仔猫を産みます。
ここに1組のカップルがいると仮定して、メスがそれぞれ6か月に1回、5匹ずつ出産すると仮定すると・・・なんと1年で65匹も仔猫が増える計算になります!

地域猫活動を応援しています

地域猫活動とは、野良猫を捕獲し
(Trap)避妊去勢手術を施したのち(Neuter)元の場所に戻す(Return)
TNRを行った上で、その後も猫たちの管理を続け、一世代限りの命を見守っていく、
地域と野良猫の共存への最も効率的な活動です。
手術を終えた猫たちの耳には、その目印にV字型のカットを施します。
その形が桜の花びらに似ていることから「さくら耳」と呼ばれています。
野良猫を殺処分しても、またすぐに、他地域からの猫の流入があり、野良猫の数は一向に減りません。
他地域からの猫の流入を防ぐには、もといた地域猫たちにテリトリーを守ってもらうのが一番です。
他地域からの流入を許さず、それでいて猫本人は増えない、理想の集団を作成する!
それこそがTNRの目的です。
TNRを応援するため、捕獲機の貸し出しを無料で行っています。
そのほか、活動に関するご相談にも応じております。お気軽にご相談ください。

手術について

当院での避妊手術について

当院での避妊手術は 卵巣・子宮摘出術です。
猫への負担を出来るだけ減らすために、術創を小さくすること、安全性の高い麻酔を心がけています。
猫の術創は通常1cmほど、犬でもできるだけ小さな術創で、表皮は吸収糸(溶ける糸)で縫合する為、抜糸は必要ありません。(妊娠や卵巣子宮の疾患で、術創を拡げる方が安全だと判断される場合は、術創が大きくなる場合もあります)
ほとんどの犬猫では、術創の保護を特に行わなくても大きな問題になることはありません。ただし、性格上過剰に舐めることが予想される場合はエリザベスカラーの着用をおすすめします。

化膿止めには3日間持続型のペニシリン系注射薬を手術時に投与しますので、通常術後に化膿止めを内服する必要はありません。研修医が行う術式も、同様の術式です。

早期避妊去勢手術の勧め

避妊去勢手術は年齢6か月以降、または体重2kgを超えてから・・と言われることが現在の日本の動物病院では一般的です。
しかし、年齢4か月・5か月の子猫が発情・すでに妊娠ということも珍しくありません。
発情子宮は血管も太く、子宮そのものも通常の倍以上に大きくなるため、避妊手術時の出血のリスクがあがります。
また、未発情で避妊手術を行えば、将来的に乳がんになる可能性をほぼゼロに出来るのに対し、発情を重ねるごとに、その可能性は上がってしまいます。

また、若齢時に避妊去勢手術を行うとその後発達障害がおこるという噂がありますが、科学的根拠は認められていません。必要に応じて体重1kg前後での手術も可能です。若齢での手術はほとんどの場合、ほとんど出血もなく小さい術創で出来るので、術後の回復も早いです。
オス猫の場合でも、マーキングを覚える前に去勢手術を行えば、マーキングをなくすことが出来ます。
また大人の雄猫でも、去勢手術により90%でマーキングが消失し、尿の臭いもかなり軽減されます。また性格も穏やかになります。従って当院では、生後5か月齢まででの早期手術をお勧めいたします。

手術当日の流れ

①入院(猫さんのお預かり)

受付 
●飼い猫:9:00-9:30 
●野良猫:9:30-10:30

犬の受付時間はご予約時にご案内します。
※どうしても捕獲できない場合は、ご相談ください
※上記の受付時間にご都合の悪い方は、前日からの入院が可能です。前日の18:00までに入院してください。その際は、一泊料金として¥1,000頂戴致します。水・木・日祝のお預かりはご相談ください

②手術

9:00〜

③退院(猫さんのお返し)

退院可能な状態になった猫から順番にお電話でご連絡させて頂き、お迎えに来て頂きます。退院時間の目安は16:00〜18:00となりますが、手術状況により前後することがあります。退院時間のお約束は出来ませんので、あらかじめご了承ください。
必ずご連絡しますので、当院からのお電話をお待ちください。

トレーナー獣医師のご紹介

トレーナーとは、院長橋本をはじめ、獣医師に手術を教えるSVJ認定獣医師のことです。
一般価格のご指定で、トレーナーが執刀致します。

旧Happy Tabby Clinic 院長
Spay Vets Japan Animal Birth Control 院長

橋本 恵莉子
Eriko Hashimoto

大門 みゆき Miyuki Daimon

Mobile VET Office 院長

Spay Vets Japan 理事/トレーニングプログラムリーダー

大塚 文子 Fumiko Otsuka

伊丹ねこスペイクリニック 院長

Spay Vets Japan 理事

野村 芽衣 Mei Nomura

スペイクリニック姫路 院長

Spay Vets Japan 理事

飯島 純一  Junichi Iijima

川崎市獣医師一般職/神奈川県

Spay Vets Japan トレーナー

遠藤 文枝 Fumie Endo

オリーブの木動物病院 院長

Spay Vets Japan トレーナー

平野 亜矢子 Ayako Hirano

Swing動物病院 院長

Spay Vets Japan トレーナー

注意事項

  • ・手術は必ず前日までにお電話かメールフォームよりご予約をお願いします。
  • ・初めてご利用の方は、当院への登録手続きをして頂きます。その際には身分証明書が必要となります。
  • ・地域猫の場合は、捕獲予定頭数全頭分のご予約をお願いいたします。
  • ・捕獲失敗や体調不良などによるご都合で手術をキャンセルされる場合は、必ず当日の10:00までにご連絡ください。
  • ・予約状況によってはご希望の日にお受けできない事もございますがご了承ください。
  • ・手術前検査は行いません。手術前検査をご希望の方は、他院で健康診断を受けた上で来院頂いても差し支えありません。
  • ・避妊・去勢手術以外の処置のみのご利用はできません。
  • ・手術時に当院では対処出来ない疾患が見つかった場合は、ご希望があれば診断書を作成の上、他動物病院を紹介させて頂きます。

お問い合わせ

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